既にいろんな方が取り上げておられますが、ネットでフィードされている情報の処理を GUI なエディタで設定できるサービスのようです。実際にちょこっと試してみました。
第一印象としては、Plaggerの機能限定版 GUIフロントエンド。
関西オープンソースで竹迫さんが「Plagger はネットワークにおける UNIX でコマンドを組み合わせて実行するパイプのようなもの」というような事をおっしゃられていたのですが、まさにそれが可視化されたという印象です。(パイプメタファも使ってますし)
Web2.0 だ!WebAPI だ!といっても、そこまで使って自分で何かを作り出すユーザと、他の人が作ったものを使うだけのユーザに分かれていて、その間の「ちょっとお試し」的な架け橋の部分がまだ出てきてないのかなぁと、ぼんやり考えていたのですが、Yahoo Pipes はそのあたりに当てはまるのかなぁと。
今のところ、取得してきたフィードの文字列処理がメインという感じなのですが、出力するところがまだまだこれからという感じなので、より視覚的にみせてくれるものが充実してくると、もっとおもしろくなりそうな気がします。
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- 2007/02/13(火) 22:43:47|
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PHP版の Plagger 「Prhagger」がリリースされたようです。まだインストールすらしてないのですが、Plagger よりはインストールは簡単になっているようです。
サーバ側で自分のスクリプトに組み込んで、RSS フィードを収集してきてまとめて表示するなんて用途に便利かも。
フィードアグリゲータPlaggerのPHP版「Prhagger」リリース - PHPプロ!ニュース
http://www.phppro.jp/news/294
- 2007/01/31(水) 22:18:47|
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Bowz::Weblogさんのところのエントリーによると、MacOS X 10.4 (Tiger) 以降なら、tar.gz アーカイブを解凍するだけで、Plagger が使えるようになるらしい。
なんと!
去年の関西オープンソースで刺激を受けて、WindowsXP にインストールして満足していたのですが、MacOS X だとこんなに簡単だったとは。。。
ただ CPAN のモジュールが必要な幾つかの Plug-in については、そのままでは動作しないとのこと。ざっとみた限り、Excel や PDF に出力するものとかなので、基本的なフィードを取得して、Gmailに送るくらいは十分できそうです。
フォーラムの時、Plagger にインストーラがない点について言及しておられたのですが、これなら入門用には十分ではないかと。今度、自宅の PowerBook にでもいれてみよう。
Mac OS 10.4.8 で Plagger を使ってみる (Bowz::Weblog)
http://fb.skr.jp/bowz/archives/002193.html8-p.info - Plagger
http://8-p.info/Plagger/
- 2007/01/13(土) 23:47:52|
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KOF2006 での講演に触発されて、下記のところを参考に自宅の WindowsXP機(Active Perl 5.8.7)に Plagger をいれてみました。とりあえず自分用にポイントだけメモしておきます。
- ppmリポジトリの追加
コマンドプロンプトで ppm を起動して、下記コマンドでレポジトリを追加する。
ppm> rep add tcool http://ppm.tcool.org/server/ppmserver.cgi?urn:PPMServer
- 登録したレポジトリを優先するようにする
そのまま ppm 上で
ppm> rep up tcool
と入力して、登録したレポジトリが一番上にくるまで、何度か実行する。
- とにかく Plagger をインストールする
-force オプション付きで強制インストール、もし今までに DBI とかインストールしてたら、上書きされるかも...
ppm> install -force Plagger
- Plagger のバージョンを確認
コマンドプロンプトで > plagger -v としてバージョンを確認。私のところの場合、0.7.12 でした。
- asset のダウンロード・コピー
下記のところから、Plagger のtar ball をダウンロード・解凍して /assets フォルダを取り出します。これをC:\Perl\site\lib\Plagger に移動。
Tatsuhiko Miyagawa / Plagger-0.7.12 - search.cpan.org
http://search.cpan.org/~miyagawa/Plagger-0.7.12/
参考サイト:しげふみメモ:Windowsで簡単にPlaggerをインストールする方法
http://blog.livedoor.jp/hakin/archives/50690272.htmlCharsbar::Note - PlaggerをWindowsにインストールするときの注意点
http://d.hatena.ne.jp/charsbar/20061001/1159688233これで Plagger に必要なモジュール群もインストールが始まります。途中 Net::SSLeay のインストールのところとかで、何度か Yes/No を選択するところがありますが、全部 Yes で。とにかく数が多いので、ThinkPadX24, ADLS 8MB の環境で、30分くらいかかりました。
あとは、C:\Perl\bin にある config.yaml を下記のように編集・保存して、コマンドラインで「
plagger」と入力して実行してやれば、RSS の内容が gmail のアカウント宛にメールで届けられました。
global:
plugin_path:
- C:\Perl\site\lib\Plagger\Plugin
assets_path: C:\Perl\site\lib\Plagger\assets
timezone: Asia/Tokyo
cache:
base: c:\
log:
level: info
plugins:
- module: Subscription::Config
config:
feed:
- RSSファイルのURL
- module: Publish::Gmail
config:
mailto: gmailのアドレス
mailfrom: gmailのアドレス
mailroute:
via: smtp_tls
host: smtp.gmail.com:587
username: gmailのアドレス
password: gmailのパスワード
講演で、「Plagger はネットワークにおける UNIX でコマンドを組み合わせて実行するパイプのようなもの」というような事をおっしゃられていたのですが、まさに実感アリアリでした。
今は subscription と publish しかモジュール使ってませんが、間に filter をはさめば、何らかの条件に該当するものだけ、とかいう処理もかけるので、まずは漫画王倶楽部の新着チェックあたりから、試してみたいと思います。
- 2006/11/20(月) 11:37:51|
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■ Movable Type プラグイン作成入門
野田 純生さん(アルファサード有限会社)MovableType のプラグインについて。そうか、MTのプラグインって、Perl なんですよね。今まで気がついてなかったのですが、正規表現で文字列をフィルタすることで、例えば「南 港」という余分な全角スペースのある単語を「南港」と置き換えたり、11/18 を 11月18日と置き換えたりと、アクセシビリティの向上のために MovableType のプラグインをカスタマイズして CMS側でフォローするという発想が新鮮でした。他にも複数中見出しをもてるようにするにはとか、画像アップロードの手順を省略するとか実践的なノウハウについて語っておられて興味深かったです。
Junnama Online: MovableTypeのプラグイン開発。
http://junnama.tea-nifty.com/online/2006/11/movabletype_9b9f.html■ OpenPNE
手嶋 守さん(OpenPNE)+中野秀男さんオープンソースなSNS構築ツール「OpenPNE」について。メモメモ。
- 「1人に1つの SNSでは足りない、たてまえの数だけSNSを」というのはすごく納得、実感してます。
- インタフェースが mixi とよく似ているが、これはユーザの要望からとのこと。確かに、あれだけみんな mixi に慣れてたらそうだろうなあと。
- 玄箱で動かす OpenPNE とか、OpenPNE water とかの今後の展望。
- 小窓機能の紹介。インラインフレームを使って、どんなサイトでも部分的に切り取って(リンクして)、OpenPNE 内に埋め込んで表示できる機能。リンクをクリックするという1ステップが省けるだけでも、ライトユーザにとってはよさげかも。
- 松下電器さんも少し関係している?らしい?
ゴスロリSNS とか、OpenPNE で運用されているSNSの紹介もされていました。既にかなりの数があるようです。OpenPNE を使っている SNS 同士で、公開できる情報だけ共有して連携することができれば、Open SNS というかメタSNSというか、そういう基盤にできるのではないかいな?と思いました。
■ 伺か2.0キックオフミーティング
岡本 正和さん私なんかが聞きに行ってついていけるのかいな?と思っていたのですが、濃ゆいものの、非常におもしろかったです。伺かの制御に使われる SSTP は、確か Plagger のプラグインでも対応しているので、もしかしたらネットの情報収集・処理を Plagger で行って、結果を伺かでうけるなんてことも...
そうしたら、ツールとしてもかなり高機能で便利そうな気がします。久しぶりに手元の PCにインストールしてみようと思いました < 伺か
伺か 2.0 カンファレンス Wiki
http://conference.s-software.net/
- 2006/11/19(日) 11:38:23|
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関西オープンソース2006に行ってきました。私がみてきたセッションは下記の通りです。長くなりそうなので、2日に分けて...
■ Plagger入門
竹迫良範さん(Shibuya.pl/サイボウズ・ラボ株式会社)Plagger って、あまりよくわかってなかったのですが、CDドライブイジェクトしたり、漫画王倶楽部の情報取得できたり、PDF,EXCEL にも出力できたりと、フィルタの組み合わせ次第でもうなんでもありという感じなのですね。ネットにある情報をブラウザを使わずにもう好きなようにあれこれできるんだなぁと。個人的に気になったのは Livedoor reader の UI を使って Plagger で取得した情報をみるというところ。MVC モデルの View の部分すら転用できるという発想が、私にとってはすごく印象深かったです。
プレゼンもアイスブレークがテンポよく効いていて、あっという間の笑いの絶えない 50分間でした。
TAKESAKO @ Yet another Cybozu Labs: 大阪Plagger入門セミナー終了
http://labs.cybozu.co.jp/blog/takesako/2006/11/kof2006plagger_tor.html■ Ruby アプリケーション大集合
小波秀雄さん他 (Ruby関西)とにかくすごい人でした。個人的には Java <-> Ruby 間のオブジェクト通信を扱う DRUM とか、ゲームに便利な Miyako というライブラリが気になりました。この後、ちょっと疲れたので会場を出てしまい、ThinkPad の加速度センサーを Ruby で使ってという発表を見逃してしまったことが、非常に残念でした。発表資料、公開されないのかなぁ。。。
私がみてた範囲でも、LG3D でプレゼンされてたり、Miyako自身でプレゼンされてたり、あらゆる意味で濃い発表でした。
日本Rubyの会 公式Wiki - 関西オープンソース 2006 レポート
http://jp.rubyist.net/?KansaiOpensource2006まるぼ~の日記
http://d.hatena.ne.jp/maluboh/20061118関西オープンソース2006
http://k-of.jp/2006/kof.html
- 2006/11/18(土) 23:37:13|
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